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糖尿病治療薬と事前予防方法の2016年5月記事一覧

糖尿病治療のためのインスリンの金額について

糖尿病とは食物から取り込んだブドウ糖が体内で有効に活用されないため血液中の血糖値が高くなった状態をいい、主にI型糖尿病とII型糖尿病に大別されます。I型糖尿病はインスリン絶対欠乏で、血中の血糖値を下げることのできる唯一のホルモンである膵臓のランゲルハンスから分泌されるインスリンが枯渇あるいは必要量不足しているために、慢性的に高血糖状態が続く病態をいいます。この治療として不足分のインスリンを追加で補うため食前に皮下組織に指示量の注射を行わなければなりません。一方II型糖尿病もインスリンの分泌不足や働きが低下することで高血糖状態となる病態で、糖尿病患者のおよそ95%を占めているとされ、遺伝的体質のほか、過食やストレス、肥満や運動不足といった生活習慣が引き金となって発症するとされています。こちらの治療も不足分のインスリンを補うことで高血糖を是正することとなります。これらのインスリンですが日本では欧米と比べて約2倍の金額がかかるなど薬価が高いものです。ときに使用者は金額が高いものほど効果があると思いがちですが、インスリンは超即効型や即効型、混合型など用途や目的に適したものを選ぶ必要があるため、金額による価格差は意味を成しません。また注入方法についてもペン型やカートリッジなどそれぞれに利便性を追求したものがありますがもちろん薬価は異なります。さらに日本ではきちんとした医師の診察や指導がないにも関わらず、月に1回の在宅自己注射指導管理料といった名目で治療費を算定し請求することができるためさらなる負担増となっています。糖尿病はうまくコントロールしていく必要があり、インスリン注射は継続して行っていかなければなりませんが、自分に合った内容であるかしっかりと把握しておきたいところです。