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糖尿病治療薬と事前予防方法の2015年7月記事一覧

糖尿病の治療について

糖尿病の治療の基本は食事療法と運動療法です。
食事と運動で血糖値をコントロールできない場合は、投薬さらに状況が悪ければインスリン自己注射を行うことにつながります。

糖尿病は、自分自身の生活習慣を見直し、自分で気をつけなければ改善につながりません。
そのため、外来での糖尿病教室や教育入院といった「教育」が行われます。
糖尿病は、軽度の段階で自覚し、行動すれば「死」に直結するような怖い病気ではありません。
ところが、そのままにしておくと、さまざまな合併症を引き起こします。
糖尿病性網膜症の進行は失明、糖尿病性腎症の進行は、慢性腎不全となり、人工透析を余儀なくされます。
また、末梢神経障害や壊疽により、足を切断するケースもあります。
これだけではなく、癌や心臓疾患、脳梗塞など日本人の死因のトップにあげられる病気の発病リスクも高いとされています。
これらの合併症が起きない、また起こってもひどくならないようにするには病気について理解し、自己管理することがなによりも大切な治療なのです。

教育入院は主に生活習慣を改善するために行われます。
治療食と運動メニューが提示され、入院中に規則正しい習慣を身に付けてもらう狙いがあります。

きちんとコントロールされているかどうかの指標は血液検査です。
血糖、HbA1c、フルクトサミンといった検査を行います。
薬を服用するに至っていない人であっても、月に1回、これらの検査を行い、見直すことが大切です。
血糖はその日、検査をしたときの糖の状態がわかります。
HbA1cは1か月前、フルクトサミンは2か月から3か月前の血糖の状態を示すものです。
医者から叱られるからといって、診察間際に甘いものを控えたり、運動をしたりしても継続的に行っていなければ、バレてしまいます。

糖尿病は怖い病気なのだと自覚した行動をとることが何よりの治療なのです。

糖尿病の種類と特徴について

糖尿病と一口にいっても、いろいろな種類があります。

1型糖尿病は、インスリンを作っているすい臓のβ細胞が壊れてしまうという特徴があります。
体内でインスリンを自分で作り出すことが出来なかったり、作れたとしてもごくわずかしか作れないので、インスリン注射により体の外からインスリンを補う必要があります。
子供の糖尿病は、このタイプが多いです。
ですが、大人はならないということはなく、年代を問わず突然発症することが多いです。

2型糖尿病は、すい臓が作るインスリンの量は少ない場合もあれば、インスリンは分泌されているが働きが悪い場合、両方が混ざっている場合に起きると言われています。
日本人の成人の95%がこのタイプと言われています。
自覚症状がないことも多いという特徴があり、健康診断で指摘され初めてわかることも多いようです。
以前は中高年になってから発症することが多かったのですが、最近では食生活の欧米化などにより若者にも多く見られるようになりました。
こちらの方は生活習慣が発症に大きく関わっていると言われており、肥満、喫煙、運動不足、高血圧、ストレスなどが発症に関与する危険因子と言われています。

妊娠糖尿病は、妊娠をきっかけに血糖値が高くなるなどの糖尿病の症状があらわれるタイプです。
妊娠前から疾患にかかっている場合は、妊婦であってもこのタイプには当てはまりません。

特定の原因によるその他の糖尿病には、すい臓のβ細胞が機能やインスリン作用にかかわる遺伝子に異常があるもの、内分泌疾患や肝疾患といった他の疾患やステロイドの服用などにともなって発症するものなどがあります。

糖尿病にはいろいろな種類があり、特徴も様々です。
太っているイメージがあるかもしれませんが、種類によっては痩せてしまう場合もあります。